寄り道日記
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楽しかったこと
タイトルが小学生の作文みたいなことになってますが(笑)
今朝、とても楽しい出来事があったので、1年以上前の旅日記をすべてすっ飛ばして
とってもタイムリーな、今日の話をアップします。

2011年10月20日(木)

いつもより少し遅い電車に乗ると、小学生の団体に遭遇。
出勤時に子供がうじゃうじゃいる車内というものは、
多くのサラリーマンにとって不快な環境であり、
友達同士で大声ではしゃぐ子供は、迷惑な存在でしかない。

今朝も、いつもの電車にいるはずのない賑やか集団を認めると、
みな、眉をしかめて溜息をつきながら、観念したような面持で電車に乗り込んできた。
そして、以前の私もおそらくそんな大人の仲間だった。

でも、今朝の私は、ちょっと違っていた。

 
乗っている小学生は、たぶん4年生だったと思う。
低学年のようにまだ社会のルールよりも自我を優先するような言動もほとんど見られなかったし、
高学年のように他の大人の乗客に対して必要以上の警戒心や遠慮も見られない。
電車の中では静かに、というルールは知っていて、そのルールを守ろうという意識はあるけれども、
車窓からの景色に反応して時折テンションが上がり、子供らしくつい大声になりながら、
レポート用紙に何やら書き込んでいる。

子供達の会話に耳を傾けていると、どうやら各駅周辺にはどんな建物が見えるか、
駅と駅の間には何があるか、景色を観察して発見したことをメモするという
校外学習らしいことがわかった。

はじめ私は、いつものようにドア付近に立っていたのだけれど、
ここにいると子供たちの視界を遮ってしまう。
また、見知らぬ大人が立っていることで、内気な子供はこちらのドアの方を見ることすら
できなくなるかもしれない。
それでは可哀そうだし、こんなにたくさんの友達と一緒に電車に乗る機会もそうそうないことだろうから、
できるだけ今日の校外学習が楽しいものになるようにと願って、
私は子供たちの邪魔にならないよう電車の連結付近に移動し、
どんな社会勉強をしているのか、静かに観察していた。

「今、どこの駅?○○駅はもう過ぎた?」
「○○駅の左側に見える建物って、何?!見える?わかる?」
「もうすぐ川があるんだって!」
「あった!おお、でかっ!!でかいけど水は少ない・・・」
「もう、全部言わんといて!!!」

なんとも微笑ましい(笑)

そんなやりとりの中、私の近くの4人掛けの座席に座っていたおとなしそうな女の子が、
黙って立って、先生のもとへ歩いて行った。
そして、こちらを振り返り、先生に何やらひとこと。
先生がこちらを見て、「どうぞ」とおっしゃったので、これはどうやら
女の子が私に席を譲ってくれようとしているのだとわかった。
「すぐに降りますから、大丈夫ですよ。」と先生に伝え、
そして視線を女の子に向けて、
ありがとうね。でも、すぐ降りるから、座ってて大丈夫だよ。」
と言ったのだけど、極度の人見知りなのか、彼女の近くに私が立ってることで
その席がとても居心地の悪いものになってしまったのかもしれない。
より多くの子供たちに、外の景色が良く見えるようにと移動したけれど、
彼女に対しては、私が近づいたことが逆効果につながったかも・・・

私はその女の子のことを、とても心の優しい子なんだと感じた。
お年寄りに席を譲る気配りは、親の躾で身についている子も多いだろうけど、
年寄りだから譲った、というわけでもなかろう。
・・・もしそうだとしたら、おばちゃん、ちょっとショックだけど(笑)
たぶん、通勤で立ちっぱなしだとしんどいという話を家族の会話の中で耳にして、
老若男女関係なく席を譲ろうという気持ちが育った子なのだと想像してみた。

女の子は席に戻ってくる気配もなかったけど、私も立ったままで、
一席空いたまま、電車は進んで行く。

そんな中、別の女の子が鉛筆を落としたりクリアファイルを落としたり、
子供は口もちっとも止まらないけど、座っていても体もじっとしてない。
それらを何度か拾って手渡してるうちに、なんとなくだけど
子供たちの私への警戒心がずいぶん緩くなったと感じたので、思い切って、こちらから声をかけてみた。

「ねえ、ちょっと聞いてもいい?どこの駅まで行くの?」
そしたら、男の子がうれしそうに答えてくれた。
「びわ湖一周!」
そして、手にしているプリントを見せてくれた。
並んでいる駅名を見てみると、琵琶湖線の駅名が並んでおり、山科駅から今度は湖西線の駅名が並んでいた。
メモを見ていると彦根付近から書き込みがあったので
「うわー、まだまだ先は長いなあ(笑)」
と、思わず笑ってしまった。

電車で琵琶湖一周。
意外にも電車で一周できるようになったのは結構最近のこと。
湖北の一部でつながってなかったため、気軽に一周できなかったんです。
だから、開通したときには私自身も、一周してみたいなあと思っていた。
のんびりただ電車に乗っているだけ、という休日を過ごしてみたい。
湖西の方に行けば、琵琶湖のすぐ傍を線路が走ってるから景色もいいし。

山科駅で琵琶湖線から湖西線に乗換えしなければならないので
引率の先生は大変でしょうが・・・
子供たちにとっては、本当に楽しい一日になるいい企画だな、と思った。

びわ湖一周すると答えてくれた男の子がすっかり打ち解けてくれて、
「もうおなかが空いた。」
と、関係ない会話も持ちかけてくれるようになった。
「お弁当まで、まだまだ時間あるで?
「お菓子も持ってきてるねん。でも食べたらアカンねん。」
車内ではお菓子を広げないように、先生の指導があったんだな。
「今からお腹空いてたら、お昼には元気なくなるやろ(笑)」

そんな話をしていたら、私が降りる駅に近づいてきた。
「あっ、○○駅や!何がある?!」
男の子の意識もプリントの方に集中したので、もっと喋ってみたかったけど
彼らに課題があるように、私にも仕事がある故・・・
名残惜しい気持ちで、降りる前に、近くにいた子供たちに情報を提供してから、私は電車を降りた。

「○○駅を出発したら、右側に大きな工場があるから、それが何かよく見ておいてね。」
すると、気の逸る子供たちはすぐに窓の外に工場を探し始めたので
「駅じゃないよ駅を出発して、ちょっとだけ走ったら工場が見えるから。」
と念押しして、まずは駅周辺の観察に集中するように促す。

電車の扉が開いて降りようとする私の背中に、子供たちから
「ありがとうございました!」
と元気な声が届いた。
うまく工場を見つけることができたらいいなと思いながら、
子供たちとの束の間の交流にとても元気をもらった私は、
秋晴れの爽やかな空の下、足取り軽く会社に向かった。

私がもうちょっと長くあの電車に乗っていれば、もっと楽しいことを教えてあげられたのにな。

「工場見えた?あそこで、今日みんなが通ってきた改札機とか作ってるんだよ。」

車窓から見えたありのままを観察して記録する校外学習だったので、
何の工場かまでは詳しく言えなかったけど、
わりと身近なところでいつも目にしてる大きな機械を作ってるんだと知ったら
子供たちの探究心ももっともっと向上するだろうし、勉強が楽しくなるのになあ・・・

と、子供たちの輝かしい未来に明るい希望の思いを馳せつつ、
当面の私の仕事・・・手元にある現実。
子供たちよ、ありがとう。
おばちゃん、今日だけはこの仕事、集中して頑張れそうやわ(爆)
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コメント
楽しそう
琵琶湖一周!いいねぇ。
途中下車しながらぶらりと酒呑みながら。
秋だね。

かわいい小学生だね、読んでいるおいらも
心が和みました。
未来の子供たちよ、頑張れ!
[2011/10/27 12:34] URL | たそ甚  #- [ 編集 ]

それも楽しそう
電車でびわ湖一周もいいけど、滋賀の蔵めぐりってのもいいかも~!
やってみたいけど、飲めない友達がいないんだよなあ・・・
(足、募集中!/笑)

子供たちは可愛いけど、おばちゃんは可愛くないのが
今のコメントで自覚できた・・・
[2011/10/28 22:22] URL | かなえ #- [ 編集 ]

何いってはるねん
お嬢は、おばちゃんやない!
おねえやん。
お嬢は可愛いでぇ~
なぁ、なべ!
[2011/10/31 12:19] URL | たそ甚  #- [ 編集 ]


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かなえ

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●Start:趣味=音楽鑑賞
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